昨日、パンティーラインにあった数年来の憎き粉瘤を切除した。
2週間くらい前に皮膚科へ行き診断してもらい、手術の予約を取って昨日の朝30分もかからず終わった。
股の部分に部分麻酔して、サクリと切り組織をハサミでチョキチョキ、縫い合わせて終了。
切り取った組織を見せてもらったらすごく気持ち悪くて清々した。
広くて綺麗な新しい病院は、たくさん観葉植物が置いてあってモダンなエントランス、美容皮膚や美容外科もしていることもあり待合場所はエレガントな仕様である。
だけど診察室や処置室はかなりシンプルで、ぺったりとした白いシーリングライトで何もかもよく見えるように余計なものは一切ない。
デスクの周辺に医師の私物が少しあるだけ。
次に行くのは来週の火曜日。
皮膚科の後、保育園へ忘れ物を届けに行き、和菓子を買って家に置いてから寿司を食べに行った。
寿司は2人で食べてもリーズナブルで美味しかったし、新しくできた和菓子屋は、羽二重餅がふわふわでわらび餅も口の中ですぐに溶けてなくなってしまう繊細なお菓子ばかりであった。
私は仕事も育児もしていない時間で自分のことを労る。「昔の母親にはそんな時間がなかった」とか「保育園に預けられない母親はそんなことできない」とか色々な想像をしてしまうけど、保育園に入れながら仕事しながら家事も趣味も自分のこともやるのは色々詰め込みすぎているらしい。
心療内科的には色々やりすぎなんだって。
でもこれ以上手を抜くと死ぬ気がしてしまって、死ぬというか崩壊する気がしてこれ以上抜けない。
これ以上老けたくないし太りたくないし仕事残したくないし責任問われたくないし、とここまで書いて「したくない」ばかりでとても後ろ向きになっていることに気付いた。
前向きに強く燃えられなくなってるのは、疲れてるからなのかな。
同期が来月辞める。一緒にやってきたから喪失感があるけど、彼女が辞めたい気持ちはよくわかる。持病と付き合いながら責任ばかり問われる立場になり、ストレスにあまり強くない性質だったからよく持った方だと思う。
前向きに強く燃えられないというのはストレスというか、消耗するのだと思う。
でも生活しなければならないし子どもを育てるためにパパとの両輪を守らなければならない。
え、まだ29歳なの?と思う。
自分の年齢をふと振り返るとまだ29歳なの?え?あと寿命まで何年あるの?まだまだ老化とも戦ったり付き合ったりしなければならないの?え?つらすぎない?無理。
皮膚は美しくあってほしいけど菓子は食べたい。けど糖化してほしくないから菓子控えなきゃ。でもそうすると精神が癒されないよね。
精神の癒しと若さを天秤にかけるなんて苦しすぎる。両方欲しいわよ。